残暑見舞い申し上げます

令和はじめのお盆は、大潮と超大型台風の襲来のため交通機関が麻痺しています。

朝から忙しないニュースを横目に、ここ半年間おざなりにしていたブログで近況報告します。

 

 

超がつく黄金週間中に時代を衣替えした2019年の前半は、「平成最後」と「令和初」が喧しい数ヶ月でしたね。

 

そんな春には、地元で古くから活躍されている中堅企業の依頼で、ユーザー向け広報のお手伝いができました。

慣れ親しんでいた名前とはいえ、グローバル企業として堅実に右肩上がりの経営を続けていることの尋常ではない内情を知り、大変光栄な仕事に携われたと感謝しつつ、いつも以上に熱が入ったことを白状します。

 

 

そうこうして時代が変わる直前、ひょんなことがきっかけで、地元ホテルの広報に携わるようになりました。

 

また改めて諸々ご案内します。

 

6月はじめには、北九州市がやんややんやと宣伝していた「高野山金剛峰寺襖絵完成記念 千住博展」に行けました。

 

今回の展覧会はくだんの完成記念とあり、襖絵の2種がいきなり惜しげもなく展示されていました。

襖絵が奉納される金剛峰寺の部屋の様子はミニチュアでわかるようになっており、高野山まで行かずして、疑似体験ができたわけです。

入り口に荒々しい断崖図、その奥に壮大な瀧図。

千住博の代名詞ともいえそうな瀧の絵を生で観るのは初めてでした。

瀑布に囲まれているはずなのに、すべての音を吸い込むような気配も漂う不思議な空間。

10分足らずの紹介ビデオで、ご本人が「滝の合間の、この空間の奥に空海さんがいると思うんだ」と語ったように、深遠な空気に満ち満ちていました。

 

東山魁夷の白とも違う、加山又造の桜とも違う、千住博による高野山金剛峰寺の襖絵になった瀧図と瀧桜。

ブラックライトを使った「龍神」は白と青のインスタレーション。

日本画の今を観た気がしました。

 

 

爽やかな春が過ぎて暑さに慣れなかった頃、快心の一大事がありました。

昨年の「ITパスポート試験」合格に続き、今春受験した「情報セキュリティマネジメント試験」に

一発合格できて、ホッとしました。

短期決戦の中、純文系のせいにはできないものの、

なんども諦めかけた情報セキュリティ関連の受験にチャレンジしたのです。

情報セキュリティの勉強会ばかり参加してるのじゃなくて、

少しは身になっていることを試験に合格という形で証明したかったからです。

 

IPAのシラバスはこちら →「情報セキュリティマネジメント試験とは

 

 

その甲斐あってか、6月末に参加した

九州Prosec-IT情報交換会(九州ワイガヤ)セミナーも、

膝を打つこと多く、少しは勉強した甲斐があったなと思いました。

ここン十年ほど、さまざまな分野や業界のお仕事をいただいたことが

すべて無駄ではなく、少しずつでも自分の糧になっていたことがわかり、

先々の道しるべになりそうな気配があることも私にとって大切な気づきでした。

 

 

7月は歴史的ともいえそうなほど遅くて短かった梅雨も、

仕事している間に過ぎ去った印象です。

あまりに凄惨な放火事件や、高齢者ドライバーによる交通事故など、

目を覆いたくなることが噴出した時期でもありました。

いつ何時、自分の身にも同じようなことが起こるかわからないと思うと、

それなりに歳をとった者として何ができるのかといつも自問自答しています。

 

東京オリンピックのカウントダウンも始まりました。

個人的には、東北や熊本の復興の方にもっと力を入れて欲しいといまだに思っています。

 

 

そして8月。まだ半ばですが、もう半ば。

今年もあと4ヶ月となったわけです。早いですね。

 

先日、初盆のお参りをしたら懐かしい笑い声が追いかけてくるようでした。

人生はアッという間。と、年を経るごとに思い知らされます。

どうせ悔いが残るのだから、できるだけご迷惑かけないように

好きなように生きていきたいと思います。

 

FBページでは簡単なご挨拶をしていましたが、

 

本当に遅ればせながら令和時代もポケットプロをよろしくお願いします!