レモンの思い出

早春とはいえない3月末日。

 

檸檬を見つけました。門司は柳町。

 

突然、民家の軒先に黄色い塊。え?

 

ミカンじゃないなと目を凝らせば、

やはり葉っぱはそのものだし、間違いない。

 

思わず写真に収めた。

 

 

 

「檸檬」ではなく、「レモン」で思い出すのが、中学時代に初めて英語を習った先生。

 

 

いまや懐かしいカセットテープをガシャガシャ押しながら、ホライズン(!)の単語を読み上げた。

 

ディス イズ ア ペン! 

 

ですよ。懐かしい。

 

 

あるとき、先生が「これは発音が難しいから、“オ”、じゃなくて、”ア”、みたいに口を開けて発音するんですよ」と宣った。

 

テープをガシャッ

(女性の声)”lemon”

テープをガシャッ 

 

すかさず、先生「リピート アフター ミー “レマン”!」

 

 

英語は嫌いじゃないけど、いまだにうまく話せません。

 

「檸檬」と打てば、「梶井基次郎」が検索トップに表示される21世紀。

 

「レモン」と聞けば、グリグリまなこの「坂田先生」を思い出す。

 

当時まだ珍しかった茶髪でロングブーツを履きこなしていた国語の吉田照子先生と仲良しだった。

 

職員室で二人がよくおしゃべりしていたのを覚えている。

 

先生方、お元気ですか? 

 

レモンで思い出す、奇特な元生徒もいますよ。

 

 

福岡の桜が全国一の早さで満開になった年度末。

世の中の働き者の締めくくり。

 

お疲れ様でした。

  

さぁ、明日から新年度。がんばりましょう。