2016年チョコ狂想曲は?

ピエール・マルコリーニ
今年のテーマ「よつ葉のクローバーが幸運と幸せを運ぶバレンタイン」ピエール・マルコリーニ作。本文中リンク先より

もう買いましたか?

 

成人式のあとの冬の一大イベント、バレンタイン。 

 

毎週火曜日放映の「マツコの知らない世界」でも、

懐かしい楠田絵里子氏がチョコレートを暑苦しく語って笑えたほど。

 

いつものようにネットでも大騒ぎしていますね。

定番のお祭り。

 たとえば、「売り切れ必至!“2016年限定”のおすすめバレンタインチョコ26選」。

 

行けるものなら東京でも行って、自分のために買いたい食べたい。

 

でも、つい最近、小耳に挟んだのが「学校へチョコへ持ってくるな」のチョコ禁止令。

  

私が聞いたのは、市街地の小学校のことでしたが、NEVERまとめも出てて、ちょこっとビックリしました。

いま増えてる…?バレンタイン禁止になった学校

 

そんなオオゴトになってたのか・・・

 

井戸端会議?で、そのママさんは「娘と毎年チョコチョコと

自宅で一緒に作るのをいつも楽しんでいるんですが♪」と笑っていました。

 

学校で渡すのが禁止なら、公園とか学校の外で渡せばいいって話になるのかな?

そっちの方が呼び出すのだからドキドキするだろうなと思ったら、

親同伴になるとかならないとか、他人事ながら大変ですね。

 

 

ところで、少し前の話です。

 

少しの間、籍を置いていた企業の同じフロアで違う部署のお局様が

突然やってきて宣いました。

 

「バレンタインの義理チョコ用の資金500円、どうしますか?」

 

たしか500円、ワンコイン。

正社員じゃなかった私と、同じような立場の隣の子たちの目が点になっていると、

「強制じゃないのよ、強制じゃ。どうする?」と箱を目の前に突き出されました。

 

豚の貯金箱なら入れたかもしれませんが(ナイナイ)、丁重に断りました。

その企業の風習だったのかもしれませんが、私たちはなぜか反発してしまいました。

 

なぜ、そんなことを覚えているのかというと、

その儀式のような1日が終わる頃、一人の男性が私たちのところに

チョコありがとうとニッコリ笑顔付きでお礼をさらっと言ってくれたから。

 

ものすっごく恥ずかしい気がしたのを覚えています。

 

500円が惜しかったわけじゃなくて、威圧感が嫌だったのよ。マジで。

すわっ格差社会の問題点がここに!? などという大げさな話ではないのです。

渡したくなかったんじゃない。

チョコくらい自分の気持ちに沿って渡したいわ。

でも、社内の風通しをよくするためなら商魂に膝を折った方がいいのか。

 

そんな女子や元女子の正直な気持ちが商魂と激突するシーズンなんですよね。

 

かたや、もらう方の気持ちともなると・・・

 

無邪気にドキドキを楽しんでいた頃が懐かしいママたちも多いんだろうな。

 

などと、国生さゆりの後ろデコから抜けるような「バレンタインデー キ〜ッス♪」

って声を思い出しながらカレンダーを見て吹き出しました。

 

2016年の2月14日は日曜日じゃないですか。

 

喜んでるひと、多いかな。